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【Player's Guide】:プレイヤーズ・ガイド
TRPGでプレイヤーをしようとする人へのガイドです。
初心者から上級者まで、オールレベルでの情報を満載!
(したいですね)

目次
1.プレイヤーとは
2.PCとは
3.キャラクターを「演じる」とは
4.プレイヤー時の注意点

1.プレイヤーとは

 テーブルトークRPG(以下、TRPGと略記)とは、「プレイヤー」数名と、「ゲームマスター(以下、マスターと略記)」1名で行う、演技と物語と会話のゲームです。
 では、「プレイヤー」とは何なのでしょうか?

 TRPGで言う「プレイヤー」とは、ゲームの参加者を指します。
 ゲームに参加する、1人のキャラクターのオーナーであり、そのキャラクターを作り、マスターの説明を聞き、それに対して「このキャラクターならどうするか」を考え、そのキャラクターの行動を決定し、マスターに伝えるという役割の人です。

 と、書くと、非常に難しい感じがしますね。
 もうちょっと簡単に書いてみましょう。

 プレイヤーとは、キャラクターを操作する人です。
 そのキャラクターの代わりに考え、行動を決め、そしてゲームを楽しみ、あるいは進めていく人です。
 コンピューターゲームでの「プレイヤー」と、内容は全く変わりません。

 どうでしょう、ぐっと簡単になりましたね。

 コンピューターRPGでの「プレイヤー」との大きな違いは、通常、コンピューターRPGでは複数のキャラクターを扱うのに対して、TRPGでは1人のキャラクターだけを扱う所です。

 この、プレイヤーの受け持つキャラクターを「プレイヤーキャラクター(以下、PCと略記)」と呼びます。

 1人のPCだけを扱うのですから、感情移入はもの凄いレベルになりますし、TRPGというゲーム自体、プレイヤーが決めなければいけない事が多すぎますので、プレイヤー1人にキャラクター1人程度が丁度良いのです。

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2.PCとは

 では、次に「プレイヤー」が扱う、「プレイヤーキャラクター(PC)」についてです。
 PCとは、マスターの用意したシナリオの中で活躍する、プレイヤーが扱うキャラクターの事です。

 プレイヤーは最初にPCの設定(能力値や癖、好きな物、性格など)を作り、プレイヤーはその設定に従って、PCを演じます。
 そのPCの行動によって状況は刻々と変化し、シナリオが進んでいく、という訳です。

 例えば、貴方のPCはライオンと闘う事ができるかも知れません。それどころか、この世界には(今の所は)絶対にいない(とされている)ドラゴンとも戦えるかも知れませんし、異世界の騎士となってさらわれた姫を助け出せるかも知れません。
 あるいは、魔法使いとなって多彩な魔法を操る事もできるかも知れないのです。

 また、CRPGでは絶対にできない、村人とのたわいもないおしゃべりや、店屋での値切り合戦、一発逆転を狙える奇策を使った戦闘なども、PCを通していくらでも(他人に迷惑をかけない範囲で!)する事ができます。

 その、「現実とは違う世界」を楽しむ為のインターフェイスであり、貴方の異世界での分身でもあるのがPCなのです。

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3.キャラクターを「演じる」とは

 TRPGでは、プレイヤーは自分の受け持つPCを「演じる」事で楽しみます。
 では、このTRPGで言うところの「演じる」とは、どういう事なのでしょうか?

 大抵のTRPGでは、プレイヤーは自分のキャラクターを作り、そのキャラクターを受け持ちます。
 キャラクターを受け持つ、という事は、マスターの与えた「状況」、またはPC同士が作り出した「状況」に、そのキャラクターがどのように対応するかを考え、宣言する事を指します。

 ここで注意して欲しいのが、PCはプレイヤーの作り出した「異世界」を楽しむ為のインターフェイスであると同時に、その「異世界」にリアルに存在する1人の人間(もしくは種族の一員)であるという事です。
 PCは、その異世界の中で何らかの目的を持って生きているはずですし、プレイヤーとは違った人生を歩んできて、恐らくはプレイヤーと違う性格を持っているはずです。

 そのPCを「リアル」にする為には、そのPC「らしい」行動や対応を考えなければならないのです。
 そして、それがTRPGにおける「正しい演技」でもあります。

 一つ一つの行動に対して、そのPCの設定や性格などに応じて、キャラクターらしい行動を取らせる事、それがTRPGでの「演技」です。

 例を挙げてみましょう。
 とある小さな村が、山賊の襲撃を受ようとしています。
 貴方のPCは、村の近くの高台から山賊が5人程、村に向かっているのを見ています。
 さて、貴方のPCはどうするでしょうか?

 一般常識から考えれば、犯罪に関わる事を恐れ、警察(自衛組織や軍隊)に通報するだけでしょう。
 しかし、貴方のPCがその村出身の駆け出し戦士で、村にはPCの恋い焦がれる少女がいたら、どうするでしょうか?
 貴方のPCが、正義感が強く、炎の嵐を巻き起こす事ができる程に強力な魔法使いだったら、どうするでしょう?
 きっと、村を守るために闘う事を選ぶのではないでしょうか。

 そして、貴方がそう感じたのであれば、貴方のPCは闘うべきなのです。
 プレイヤーの常識ではなく、PCの持っている常識、そして考えを優先し、それを行う事。
 それがキャラクターを「演じる」事です。

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4.プレイヤー時の注意点

 TRPGは、キャラクターが何をしても良いゲームではあります。
 でも、TRPGは「みんなで楽しむゲーム」ですので、「それをやるのは邪道」という物もあります。
 この、「邪道」な行動は、モラルとしてやってはいけません。
 知らず知らずに「邪道」呼ばわりされる事がない様、「これは邪道」という物をあげておきますので、参考にして下さい。

1.NPC虐殺プレイヤー
 理由もなく、NPCを虐殺するプレイヤーの事です。
 当然の理屈として、「屁理屈」な理由でNPCを殺すプレイヤーも同様に見なされます。
2.セッション崩壊プレイヤー
 マスターや他のプレイヤーの意向を無視して、プレイを崩壊させる事を楽しむプレイヤーの事です。
 TRPGは「プレイ」を楽しむ物であって、「崩壊させる事」を楽しむのは論外です。
3.議論プレイヤー
 ルールや世界観、シナリオの細部について他のプレイヤーやマスターに議論を仕掛け、議論に勝つ事を楽しむプレイヤーの事です。
 TRPGでは、「セッション中はマスターの判断が正しい」という暗黙の了解がありますので、間違いがあった場合は「こうじゃないの?」程度で済ませ、議論はしないのが約束になっています。

 どれも、自分が同席するセッションではいて欲しくないタイプですよね?
 自分が嫌な事は他人にもしない。これは社会の常識です。
 逆に言えば、TRPGは「常識」さえあれば、好きな行動を取って楽しむ事ができるゲームなのです。

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