【Role】:演技を考えよう!(関係編)
TRPGの「RP」の部分である「演技」。
その中でもキャラクター同士の関係について、ちょっと考えてみましょう!
目次
0.キャラクターの関係について
1.「俺達は友達(仲間)だからかな...」
2.「利害が一致しただけの事さ...」
3.「こいつには借りがあるんでな...」
4.「こいつには負けられないからな...」
5.「...言える訳、ないよなぁ...」
6.「さぁ...何ででしょう?」
0.キャラクターの「関係」について
TRPGでは様々なキャラクターが主に「パーティ」を組んで冒険を楽しみます。
では、この「パーティ」というのはどういう関係なのでしょうか?
「パーティ」というのは、本来は登山で使われる用語で、
「隊を組み、共に登山に望む集団」
の事を指します。これをTRPGに置き換えると、
「共に目的を達成しようとする集団」
と読み替えれば大体の意味は通じるでしょう。
さて、ここで重要なのは、「共に目標を達成しようとする」という部分です。
TRPGでは、さまざまなタイプのキャラクターが登場します。恐らく、パーティのキャラクター全員の「冒険をする目的」は、全く異なる方向を指しているでしょう。
では、何故、彼らは違う目的を持った者同士なのに、共に冒険をするのでしょうか?
何故、彼らは仲間に命を預ける事が出来るのでしょうか?
それにちゃんとした理由をつけて、プレイをするには...やはり、キャラクター同士の関係を考えなければならないでしょう。
そういった訳で、パーティー内での人間関係について、考えてみたいと思います。
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1.「俺達は友達(仲間)だからかな...」
パーティ内の人間関係でもっとも基本的なのがこのパターンでしょう。
「無謀な戦士を放っておけない魔法使い」とか、「有名な戦士になる事を夢見る2人組の戦士」など、パターンは色々考えられます。
また、このパターンではキャラクター同士の信頼関係はなかなか強固であり、「阿吽の呼吸」等も期待できます。
しかし、一番ありがちなパターンでもあり、このパターンに慣れてしまうと別の関係を作りたくなってくる事も多いでしょう。
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2.「利害が一致しただけの事さ...」
パターン1の友達・仲間関係とは一変し、非常にクールな関係です。
「同じ物を手に入れる為に、手に入れるまでの間共闘している」関係や、「お互いがお互いの足りない部分を補強する事ができるから」という理由だけでパーティを組んでいる関係です。
その関係の特殊さから、信頼関係は「全く信頼できない」「仕事に関してだけ信頼できる」「言わないでもお互いがフォローしあえる」という感じであり、信頼関係は千差万別です。
普通に考えると、レベルが高いほど(最低限の)信頼関係は深まって行くでしょう。
このままの関係を続けると、パーティ内が非常にドライな関係になり、ハードボイルド化が激しくなりますので、場合によっては「こいつ、意外に信用できるな」という状態を演出し、シナリオ内で信頼関係を深めていき、「完全に信用できる」関係にしていく事が必要になる事もあります。
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3.「こいつには借りがあるんでな...」
友達という程ではないが、情があるというパターンです。
「先代からの恩を返す為に若い騎士に尽くす老戦士」や「怪我を治してくれた僧侶を守る盗賊」「若い戦士に自分の若かった頃の友人を重ねている魔法使い」などのパターンです。
このパターンでは、友情ではなく情で結ばれている為、パターン1よりも信頼関係は濃厚になりますが、反面、演技は非常に難しくなるでしょう。
場面によっては情を持ったキャラクターの身代わりに死ぬ様な強烈なシーンも再現できます。
この関係は、パーティ内に数多く存在させる事は非常に難しいのですが、パーティの主人公格のキャラクターに対して1人いると、シナリオの広がりが大きく違ってきます。
ベテランプレイヤー向きの関係と言えるでしょう。
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4.「こいつには負けられないからな...」
ライバルの関係です。
大体の場合は陰湿なライバルではなく、正々堂々と相手を越える事を望んでいるでしょう。
どうしても越えたいキャラクターがいて、そのキャラクターに実力で負けたくない為に同じ冒険を望んでいる、という関係でしょう。
この関係の場合、ライバルキャラクターのピンチの場面に、「お前を負かすのは俺だからな」等と言って助け出すシーンや、戦闘時に「お前はゴブリン2匹か。俺は3匹殺ったぜ」などというシーンを再現する事が出来ます。
しかし、その反面プレイヤーの実力(及び人望)が足りないと、皮肉なだけのキャラクターになってしまったり、プレイヤー同士がダイス・ゲームのライバルになってしまったりしますので注意が必要です。
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5.「...言える訳、ないよなぁ...」
恋愛関係です。
恋愛といっても、相思相愛、互いに好意を持っている、片思い、すれ違い、三角関係、四角関係など、多種多様なパターンがありますが、主に愛情(もしくは好意)によって結びついているパターンです。
この場合、日常生活のでの濡れ場(Hじゃなくって、愛の語らいとかね)や、戦闘シーンでの身代わり、個別行動の時に一緒に行動しようとするなど、幅広い面でのロールプレイをする事ができます。
ですが、PCは異性同士でも、プレイヤーが同性だったりすると非常に気持ち悪かったり、逆にプレイヤーも異性同士だったりすると後々ヤな関係になってしまったりと、ロールプレイ上ではなく、現実で問題があったりもします。
しかし、これはピッタリとハマると、実に面白いゲームになりますし、マスターとしても色々ネタを作りやすい関係なので、なかなかに面白い関係であるといえます。
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6.「さぁ...何ででしょう?」
本人達にもわからない理由で結びついています。
大抵は「なんとなくウマがあう」とか「個人的に興味がある」とか、「一緒にいるとトラブルが多くて面白い」といった、普通の人では「これが理由だ!」と言える程ではない動機で結びついているか、本人も自覚していないなんらかの感情で結びついている状態です。
この場合、パーティの結束は妙に強固だったり、場合によってバラバラだったりと、瞬間的に結束の状態が変わるので、目が離せない面白さがあります。
また、「本人が自覚していない」パターンでは、自覚していなかった感情をどんどんと自覚していき、それを自問自答しながら関係が深まっていく(時には浅くなっていく)「揺れ動く感情・心」のシーンをする事ができたりしますので、結構面白い関係です。
しかし、命がけの冒険を行うパーティの結びつきとしては弱く、よほどの変人か酔狂物のPCでもないと、この関係のパーティに命を預ける事はできないのではないか、とも思います。
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