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如月翔也の独断と偏見によるTRPGのシステムレヴューです。 騙されたと思って読んでみては? まあ、騙されただけで終わるかも知れませんが、それはご愛敬という事で。 |
| GURPS | ||
| リアルだけれど取っつきづらい | ||
| これ単体には世界観は存在しない | ||
| リアルなゲームを求めるのであれば、是非とも挑戦してみたい | ||
| <感想> GURPSは「汎用TRPGシステム」で、このGURPSと様々なサプリメントを組み合わせる事で色々な世界観でのゲームを楽しむ事ができるように設計されたシステムです。 その為、これ単体では「現実世界」をモチーフにしたTRPGしかできないのですが、「汎用」をうたっているだけあって、様々なデータや技能が豊富に用意されています。 ルール自体も3D6を基本とした下方ロールを原則としたシステムになっており、わかりやすいと言えばわかりやすいのですが、行動に対する様々な修正や、行動毎のオプションなどが多すぎ、結果として「慣れれば簡単だが、慣れるまでが長く、辛く、難しい」という何とも言えない出来になっています。 また、キャラクターの作成も通常のルールとは異なり一切の乱数要素を排除している為、キャラクターの総合的な「デキの良さ」を表すCPと言う物が一緒であれば、総合的には同じくらい「使える」キャラクターになっている等、キャラクターの作成段階から色々と考えなければなりません。 と、そこまでは多少の問題はあるものの良くできたシステムなのですが、結局はどんなサプリメントを導入しても似たようなキャラクターを作る事が多くなってしまいますし、最初のキャラクター作戦段階での失敗は絶対に取り返しがつかないなど、構造的な問題も孕んでいます。 しかし、他に類を見ない画期的なシステムである事は事実ですし、慣れさえすれば楽しく遊べるシステムでもありますので、特にリアリティを重視する人にはうってつけのシステムと言えます。 |
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| 機動戦士ガンダムRPGアドバンスドエディション | ||
| 2D6と3D6のロールが交錯するのが難しい | ||
| ガンダム世界そのまんま | ||
| 個人的には評価ゼロ、普通に見ればそれなり? | ||
| <感想> 日本が世界に誇るアニメーション、その中でも特に有名どころである「機動戦士ガンダム」の世界をTRPGにした作品です。 私は単にバイトしていた所で不良在庫として処分されそうだったので思わずバイト代で買ってしまっただけ、といういかにもな入手方法で入手しました(苦笑) 私自身アニメーションには全く興味がなく、ガンダムにも興味がない(というか理解できない)人なので、世界観に関しては評価は差し控えさせて頂きます。 ルール的には階級ルールやモビルスーツのデータなど、結構良くできていると思いますが、モビルスーツを使わないクラスの人だと面白味に欠けるかも知れません。しかし、モビルスーツ乗り以外のクラスがいないとシナリオ自体が成り立たないのはちょっと困りものですね。 また、判定に使うダイスが2D6だったり3D6だったりと、「同じダイスで違う個数」という判定方法なのは、非常に混乱しやすいのが問題になるかと思います。 ただ、個人的な感想で言わせて貰うと、原作のあるシステムというのは、それをプレイする時に情報の格差や嗜好の違い、あるいは物語の受け止め方の違いで問題が起きる事が往々にしてあるので、よほど気の知れた仲間内以外ではプレイしない方が安全だと思います。 |
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| クトゥルフの呼び声 | ||
| ケイオシアム社製の汎用システムを無理なく導入している | ||
| H・P・ラヴクラフトの「クトゥルフ神話」物そのままの雰囲気 | ||
| ホラー物をするのであれば、まずはこれをすると良い | ||
| <感想> 「クトゥルフの呼び声」は、H・P・ラヴクラフトの「クトゥルフ神話」をモチーフにしたホラー物のTRPGです。 このシステムはケイオシアム社製の汎用TRPGシステムとホラーというジャンルを無理なく融合させた名作として、未だに絶大な支持を得ています。 D&Dが「ファンタジーの元祖」であれば、クトゥルフの呼び声は「ホラー物の元祖」だと言えるでしょう。 ルール自体はパーセンテージで表される「技能」と、それを目標にしたD100のロールという実に単純明快なシステムとなっており、理解するという点に置いては非常にユーザーにフレンドリーだと言えます。 また、「正気度」というポイントを導入する事によって、ホラー物には欠かせない「精神的に壊れていく登場人物」をスマートに演出できる所も大きなポイントとなっています。 しかし、汎用システムを導入した為か、本来の設定であれば何があっても勝てないはずのダゴンに、ショットガンを持った男5人でかかれば勝ててしまうというデータ的なバランスの悪さがあったりする点は問題と言えば問題ですが、そこら辺は「ホラーの常識」と言う物からプレイヤーに勉強して貰った方がいいでしょうね。 このシステムは未だに「ホラーの原点にして全て」とでも言うべき、ある意味究極に近い完成度を誇るシステムに仕上がっていますので、ホラーに興味のある方や、「特定のジャンルをルールで表現する方法」に興味のある方は是非、一度プレイしてみて欲しいですね。 |
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