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017.「闘う者」のリアリティ

 今度は「現実的」な話を少ししてみましょう。
 「闘う者」についてのリアリティを考えてみたいと思います。

 どんな世界であれ、「闘う」という事には重大な決断を伴います。
 本当に、命を懸けて闘うのであれば、少なくとも闘った後には負傷者が出るはずですし、多くは死者を出してしまうでしょう。

 もし、自分が相手よりも弱い事が明確であれば、死にに行くようなものですから、「闘う」という事は愚かな選択でしょう。

 逆に、自分が相手よりも強い事が明確であっても、闘いに不測の事態は付き物です。
 闘うのであれば、下手をすれば自分が死んでしまうでしょうし、それでなくても多少の怪我を負う事になるでしょう。そうすれば、次に何かあった時点では、明らかに弱体化した状態で事に望まなければなりません。
 そうであれば、やはり「闘う」事は愚かな選択なのです。

 では、「闘う者」はどのような時に闘う事を選ぶのでしょうか?

 一つは、怪我や死などのリスクが問題にならない程に大事な「何か」を守る時でしょう。
 もう一つは、明らかに相手が「闘う」事を望んでおり、それを避ける事ができない事が明確な時。
 もしくは、八方手を尽くして、そして「闘う」という選択肢以外が残っていない時でしょう。

 その様な場合ではない時に「闘う」事を選ぶ者は、狂戦士であるか、余程の戦闘馬鹿であるか、もしくは判断の出来ない愚か者と見なされてしまうのではないでしょうか?

 貴方のキャラクターがその手に握った「剣」という武器は、人を傷つけ、殺める為の道具なのです。そして、敵の持っている「剣」も同様です。

 貴方のキャラクターは、どんな時にその「剣」を振るうのでしょうか...?


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