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029.「生きた」キャラクターを演じる

 TRPGの世代(ジェネレーション)を問わず、TRPGで求められている物とは、なんでしょう?

 私は、「”生きた”キャラクターを演じる」という事ではないかと思います。

 シミュレーションゲームの発展としてのTRPG、世界を表現する為のツールとしてのTRPG、あるいは1人のキャラクターを表現する手段としてのTRPGという、3つの世代のTRPGの中でも、キャラクターというインターフェイス、あるいはプレイヤーの分身という存在は必ず存在する要素です。
 この、必ず存在する要素という物が、重要でないはずがありませんよね。

 そして、ゲームの駒としても、インターフェイスとしても、あるいは分身としても、TRPGを魅力的にしているのは「生きた」キャラクターなのです。

 キャラクターは、TRPGが表現している幻想世界(あるいは仮想現実)の中で、一つの命と一つの人格を持った存在として、「生きて」います。
 この「生きた」キャラクターを表現する、あるいは実現すると言う事は、TRPGにおいて絶対に必要な事として求められる事なのです。

 これは、考えてみれば当然の事かも知れません。
 TRPGとは、幻想世界(あるいは仮想現実)に根ざして遊ぶゲームです。
 つまり、大前提として、提供される幻想世界がリアルでないと、プレイヤー/マスターの想像力をリアルにかき立てる事ができないのです。
 そして、リアルな人間の生きていない世界など、リアルであるはずがないのです。

 もちろん、「生きた」キャラクターさえ存在できれば面白いTRPGかといえば、答えは「否」なのですが、「生きた」キャラクターの存在しないTRPGは面白くないか、TRPGではないかのどちらになってしまいます。

 そう、キャラクターは幻想世界で事実として生きているのですから、我々現実世界で生きているのと同じだけの存在のリアルさを持っているべきなのです。

 貴方の使うキャラクターは、その世界にリアルに存在していますか...?
 貴方のいない時にでもちゃんと生きて行けますか?

 貴方がいなくても生きて行けるキャラクター、そんなキャラクターとの付き合いは、とても楽しい物ですよ。


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