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041.スキル制システムでのキャラクター作り
- さて、「スキル制TRPGシステム」と言えば、様々な技能を組み合わせてキャラクターを作るシステムです。
- 数多くの技能の中から好きな技能を(多少の制限はあるものの)好きに組み合わせて、まさに「自分好み」のキャラクターを作り上げる事ができる為、スキル制TRPGシステムで作られるキャラクターはまさに「千差万別」「十人十色」と言っても良いのではないでしょうか。
- しかし、実際の所は、「スキル制TRPGシステム」で作られるキャラクターは、(実用的な物だけで考えると)2つの種類に分ける事ができます。
- 1つは、技能を1系統に絞った「専門職型」のキャラクターです。
- 例えば、<剣><槍><楯><回避>等の「戦闘系」スキルを重点的に伸ばした戦士タイプのキャラクターや、<魔法><〜知識><鑑定>等を重点的に伸ばした魔術師タイプ、あるいは<鍵開け><罠解除><忍び足><回避>を重点的に伸ばした盗賊タイプのキャラクターなど、ある意味「クラス制TRPGシステム」のキャラクターに近いキャラクターです。
- 「専門職型」のキャラクターは自分の専門とする分野に関しては実に信頼が置けますが、それ以外の所ではからきし役に立たないと言うネックもあります。
- もう1つは、技能を複数に分配した「万能系」のキャラクターです。
- <剣>もそこそこ使え、<魔法>もいくつか覚え、<鍵開け><罠解除>もそれなり、という感じの「技能のデパート」の様なキャラクターです。
- 「万能系」のキャラクターはどんな場面でも行動できるという利点がありますが、逆にどれをとっても中途半端であり、「専門職型」のサポートに回らざるを得ない事も多々あります。
- さて、この2つのキャラクターの作り方を見ると、「専門職型」はクラス制TRPGシステムのキャラクターに近い為、どうせスキル制のTRPGシステムを使うのであれば「万能系」のキャラクターを作る方が面白く思えるかも知れません。
- しかし、その考えに関しては、「間違ってはいないが正解でもない」というのが実際の所でしょう。
- それは、「スキル制TRPGシステム」では、プレイヤーの人数によって「専門職型」と「万能系」のキャラクターを使い分けなければならない事が多いからです。
- 参加するプレイヤーの人数が少ない場合、「必要とされる」様々な技能をパーティ全体が持つ為に、どうしても「万能系」のキャラクターを作る事が必要になります。
- これは、「誰も<罠外し>スキルを持っていない」パーティがトラップ満載のダンジョンに挑んだらどうなるか、と考えてみればすぐにわかる事だと思います。
- 逆に、参加するプレイヤーの数が多い場合、「万能系」のキャラクターが多いと、活躍の場を奪い合う事になってしまいます。
- その場合はむしろ、「専門職型」のキャラクターを作る事で、「ここは俺に任せろ」という役割分担を行う事が必要になります。
- 参加するプレイヤーの数が適正な数であれば、恐らくは「専門職型」のキャラクターを中心に、「万能系」のキャラクターを数名加えるのが得策でしょう。
- 「専門職型」のキャラクターにも失敗はあり得ますし、その場合に違うキャラクターが同じ事に挑戦できるメリットは、冒険者にとってはとても魅力的でしょう。
- また、「専門職型」は自分の専門分野で実力を余す所無く発揮できますし、「万能系」はどんな場面でもそこそこに活躍できますので、全員が等しく楽しめるはずです。
- さて、ここでは「プレイヤー」の都合ばかり考えてきましたが、この「キャラクターの作り方」はリアリティを損なう物ではありません。
- それは、パーティを組むに当たってはお互いの長所を引き出し、欠点を補うという事が一番重要な点だからです。
- 人数が少ないパーティでは互いをかばいあう事は非常に難しい為、全員がそれなりに何にでも対処できなければ生き残れません。
- 逆に、人数の多いパーティでは互いをかばいあう余裕がありますから、「俺は魔法を唱えるから、その間敵から守ってくれ!」という事ができますし、秀でた能力を持っている仲間がパーティにいる事は大きな利点となります。
- こう考えると、スキル制TRPGシステムのキャラクター達は、クラス制のシステムに比べると色々と考えてパーティを組んでいる、という事になりますね。
- しかし、誰だって死にたいとは思っていないでしょうから、これは当然の事なのかも知れませんね。
- さて、このように「色々考える」事が必要なスキル制TRPGシステムですが、貴方はどのように考えてキャラクターを作っているのでしょうか?
- 「色々できる」システムだからこそ、他のキャラクターとの相互関係を考える事も必要なのではないでしょうか。
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