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TRPG用語辞典:あ行の用語

アーキタイプ 《雛形》 [archetype]
 主に【キャラクター】の【能力値】や【技能】などを大雑把に作り上げた雛形をさす。
 キャラクターのアーキタイプを選び、名前や設定を付け加えるだけでゲームを開始できる為に重宝され、色々な【ゲームシステム】で用いられている。
 いくつかのアーキタイプを合体させて一つのキャラクターにする【システム】も多く、組み合わせによって表現できるキャラクターのバリエーションが多い為、カスタマイズ志向の【プレイヤー】に幅広く受け入れられている。
 大抵の場合、アーキタイプには手を加える余地があり、更にキャラクター表現のバリエーションを増やしている。

アーマー 《鎧》 [armor]
 物理的な損害から身を守る為に身に着ける身体【防具】をさす。
 【ゲームシステム】によって、「物理的損害を軽減する」機能を果たすか、「効果的な打撃を反らし、攻撃を当てない」機能を果たすようになっている。

アーマークラス 《---》 [armor class]
 通称AC。D&Dにて初出した概念で、「【】・【】・肉体能力」を元に算出される数字で、「攻撃を避け、避けられなかった攻撃を受け、受けられなかった攻撃を弾き飛ばす」能力(=総合的な防御能力)を一つの数字にまとめたもの。
 この値が良ければ良いほど、相手の物理的な攻撃が自分に【ダメージ】を与える可能性が減少していく事となる。

RoC 《---》 [RoC]
 ダイスロールの一種、ロール・オア・チョイスの略。
 【ロールオアチョイス】参照。

RPG 《---》 [RPG]
 ロールプレイングゲーム(Role Playing Game)の略。
 【ロールプレイングゲーム】参照。

アイテム 《品目》 [item]
 ゲーム的な用語としては「物品」という意味で使われる。
 主に主体性を持たず、【PC】によって自由に使われるものを指すため、【武器】や【防具】、場合によっては馬や犬猫などもアイテム扱いされる事もある。
 場合によっては、主体性を持たず、周囲の意見で勝手に使われるPCの事をアイテム呼ばわりする事もあるようだ。

アクセサリ 《付属品》 [accessory]
 英語の意味としては「付属品」。
 主に、ゲームをする上で必須ではないがあると便利な小道具の類を表す。
 多くの【ルール】では【マスタースクリーン】やフロアタイル、チットの類などをアクセサリと呼んでいるようだ。

悪魔 《---》 [devil/demon]
 一つの宗教における偶像としての敵対者。
 キリスト教におけるサタンや仏教における魔羅などがこれに該当する。
 ゲームでは「ただの獰猛な【モンスター】」「別世界より呼び出された凶悪なモンスター」として扱われる事が多い。
デビル】、【デーモン】の呼び名があるが、厳密には格が違う。

アジリティ 《敏捷度》 [agility]
 【キャラクター】の能力を表す【能力値】の一種で、主に身体的な素早さ、機敏さを表す。

アストラル 《---》 [astral]
 直訳すると「星の」という意味になるが、ゲーム用語としては「物質世界とは別の概念で構成される世界」を表す。
 主に精神世界や魔力の世界、現実世界とオーバーラップする世界をそのように現すようだ。

あだ名 《---》 [nickname]
 【キャラクター】に対して与えられた本来の名とは別に、周囲より与えられる(あるいは自分で名乗る)「通称」や「尊称」を指す。
 キャラクターの個別化を図るため、【戦士】なにがし」ではなく、「豪腕のなにがし」など、端的にキャラクターの個性を表す通称をつけるか、あるいは謎めいた通称をつける事が多いようだ。

アックス 《斧》 [axe]
 木を切ったり割ったりするための道具。その破壊力から【武器】として使われる事も多い。
 通常は短い木の柄に金属製の重く厚い片刃を取り付けた形状をしているが、武器用に特化した物だと長い柄や金属の柄、両刃の物等も見受けられる。
 その無骨なイメージから、ヴァイキングや蛮族、【ドワーフ】などの【武器】としてのイメージが強い。

アドベンチャラー 《冒険者》 [adventurer]
 冒険を生業としている者。
 ファンタジー系の【TRPG】では、怪物やトラブルの種には事欠かないため、主に都市周辺でトラブルバスターを生業として生活を行う事が可能という設定のものが多く、そういった【システム】では【キャラクター】は冒険者として生活する事が多い。

アドリブ 《---》 [ad lib]
 主に【ゲームマスター】に要求されるプレイング能力の一種。
 ゲームマスターがそもそも【シナリオ】メイキング時点で想定していなかった事態に遭遇した際、即興でデータや設定を作成して適用したり、【PC】の行動をもともと用意していた方向に誘導したりする作業を指す。

アドリブマスター 《---》 [ad lib master]
 【アドリブ】の得意な【ゲームマスター】、あるいはアドリブばかりで進行するマスターを指す。
 良い意味では「レスポンスが良く、自由度の高い【シナリオ】を提供するマスター」という意味で使わるが、悪い意味では「シナリオに一貫性、整合性がないマスター」という意味でも使わるようだ。

アビリティ 《能力値》 [ability]
 【キャラクター】を構成する概念の一つで、身体的・精神的な能力を数値化(あるいは評価)したもの。
 ゲーム的には、何かを行う際に、そのキャラクターがその行動を成功させる事ができるか否かの判断(いわゆる判定)に用いられる事が多い。
 【アジリティ】・【デクスタリティ】・【ストレングス】・【コンスティテューション】・【エンデュランス】・【インテリジェンス】・【ウィズダム】・【ノレッジ】・【エデュケーション】・【カリスマ】・【フィジカルビューティ】・【ルックス】・【ヒット・ポイント】・【メンタルパワー】・【マジックパワー】・【メンタルポイント】・【マジックポイント】・【ラック】参照。

アルケミー 《錬金術》 [alchemy]
 【錬金術】をさす。
 黄金を至高の金属とし、練成によって金属を作り出す技術の追求を中心とした学問の一種で、金属を黄金に練成する事に加え、不老不死の霊薬の調合を求める中で物質の化学的変化を対象とするにいたった古代・中世における一種の自然学。
 ファンタジー世界では魔術を中心として研究を行い、霊薬の作成や魔力付与に特化した魔術体系として扱われる事がある。

アルケミスト 《錬金術師》 [alchemist]
 【錬金術】を追求する研究者を指す。
 ファンタジー世界では、魔術を中心として研究を行い、霊薬の作成や魔力付与に特化した【魔術師】として扱われる事がある。

アンデッド 《不死者》 [undead]
 何らかの理由・原因・方法によって、「死」を超越したものを指す。
 死んだ後になんらかの理由で動き回るにいたった者(ゾンビやスケルトンなど)や、幽霊・ミイラ・吸血鬼、それに加えて自ら【死霊術】を極めて不死に至った者を含む、幅広い概念として使われる。
 一般的な特徴としては、普通の肉体的打撃では活動を停止する事はできても殺す事ができない、動きは鈍いがしぶといなどの特徴を持っている事が多いとされる。

EXP 《経験値》 [EXP]
 一般的にはexperience pointの略。
 【エクスペリエンス・ポイント】参照。

石弓(弩) 《---》 [cross bow]
 【クロスボウ】参照。

イニシアチブ 《主導権》 [initiative]
 その場の主導権をさす。
 多くの【ゲームシステム】では「(主に【戦闘】場面で)先手を取って行動する能力」をさし、【パーティ】単位・あるいは【キャラクター】単位でイニシアチブを決定し、その順に行動を起こす。
 特に戦闘面のバランスが厳しいゲームシステムでは、このイニシアチブの値がキャラクターの生死を分かつ事となるため、この値を重視する【プレイヤー】は数多い。

イベント 《---》 [event]
 【シナリオ】上で重要な出来事や事件を指す。
 シナリオは主にイベントの連鎖として作られ、一つのイベントが次のイベントの誘発原因になったり、あるいはイベントの結果によって次のイベント内容が変化したりする。
 主にシナリオ管理上のフラグ要因として準備される事が多く、【セッション】に参加する【プレイヤー】は一定のイベントをこなす事でシナリオの最終決着を目指す。

インテリジェンス 《知性》 [intelligence]
 【キャラクター】の能力を表す【能力値】の一種で、主に知的能力の高さを表す。

インテリジェントソード 《---》 [intelligent sword]
 【知性】を持った【】を指し、主に知性を持った魔剣をそう称する。
 魔法の【武器】として強力な威力を持ち、使用者と意思を疎通する事ができるという特徴を持つが、力量の弱いものや知性の低いものを乗っ取り、自分の傀儡にしてしまう事もある、という能力を持つものが多い。

ウィザード 《魔術師》 [wizard]
 術や研究対象として、魔法を専門とする人を指す。
 この場合、魔法を「使う人」と「研究する人」を含めるので、魔法を使えないウィザードも存在する。
 類義語に【マギ】、【メイジ】、【マジックユーザー】、【スペルキャスター】、【ソーサラー】などがあるが、これらは魔法を使える人を指す。
 【魔法使い】、【魔術師】参照。

ウィザードリィ 《魔法》 [wizardry]
 【魔術師】が使う魔術を指す。
 大抵のゲームでは【精神点】など、何らかの代償と引き換えに行使する人の手では成し得ない超絶の技を指す。

ウィズダム 《賢明度》 [wisdom]
 【キャラクター】の能力を表す【能力値】の一種で、主に賢明さ・判断能力を表す。

ウィップ 《鞭》 [whip]
 主に馬や牛を打って追い進めたり、罪人や自分に従わない者を打つ為に使う、しなる素材で作られた細長い棒で、主に革・竹・木・藤などで作る。
 ゲームで扱われる鞭はしなりを持った長い形状のものが多く、物に巻き付けて動きを封じたり、引き寄せたりするのに使われる。

ウィルダネス 《荒野》 [wilderness]
 主に【荒野】を指す言葉だが、ゲーム用語としては【野外】という意味で使われる事が多い。
 【シナリオ】のタイプとして、【シティ】でも【ダンジョン】でもない野外は全てウィルダネスとして扱われる。

ウィルダネスアドベンチャー 《荒野での冒険》 [wilderness adventure]
 【シナリオ】のパターンの一種で、【シティ】でも【ダンジョン】でもない【野外】 (【ウィルダネス】)を舞台とした冒険を指す。
 野外の移動中のできごと、襲撃をうけたり野営したり道に迷ったりといったできごとを【イベント】として扱ったシナリオ傾向となる事が多い。

ウェポン 《武器》 [weapon]
 主に攻撃用に使う物品全てを指す。
 ただの酒瓶であっても、殺傷目的で手に持った場合、それは立派な武器として扱われる。

ウォリアー 《戦士》 [warrior]
 一般的には【戦士】を指す言葉だが、戦争や多人数での【戦闘】に特化した戦士を指す事もある。
 【ファイター】参照。

占い師 《---》 [fortune teller]
 【フォーチュンテラー】参照。

ウンディーネ 《水の精》 [undine]
 【錬金術師】パラケルススが提唱した【四大精霊】の一つで、水を司どる精霊。

エクスペリエンス・ポイント 《経験値》 [experience point]
 【キャラクター】の人生経験・修羅場経験を数値化したもの。
 様々な人生経験や危機を乗り越えてきた経験を一括した数値として管理する為の概念で、数多くの【ゲームシステム】ではこれを貯める(あるいは使用する)事でキャラクターが一定の【成長】を遂げる。

エスパー 《超能力者》 [esper]
 通常の【人間】には持ち合わせる事のない、「超能力」と呼ばれる能力を行使する人間を指す。
 一般的なファンタジーでは魔法という「超能力」が設定されている為にエスパーの存在がない【システム】が多いが、SFやサイバーパンク、現代物などのファンタジー以外のジャンルでは超能力者が設定されている場合が多い。
 類義語に【サイキック】があるが、それに比べると「本人に備わった超常能力」という意味合いが強い。

HP 《---》 [HP]
 主に【ヒット・ポイント】の略。
 場合によっては【ヒーロー・ポイント】の略の場合もある。

エデュケーション 《教育》 [education]
 【キャラクター】の能力を表す【能力値】の一種で、主に【キャラクター】が受けた教育の【レベル】を表す。

NPC 《---》 [NPC]
 non player characterの略。
 【ノンプレイヤーキャラクター】参照。

FAQ 《---》 [FAQ]
 Frequently Asked Questionsの略で、「よくある質問とその答え」となる。
 質問と答えに加え、それに類似する資料を提示している場合も多い。

MP 《---》 [---]
 【メンタルパワー】、【マジックパワー】、【メンタルポイント】、【マジックポイント】の略として使われる。
 基本的には「魔法を使うためのポイント」として用いられる。

エラッタ 《正誤表》 [errata]
 一般的には正誤表という意味。
 【TRPG】の【システム】は文章量が多い為、誤植や間違った【ルール】などの記載が多い為、その訂正の為に発行される。
 主に雑誌やインターネット上で公表されるため、エラッタを積極的に入手できる環境がないと、「正しくない」とされるルールを使い続ける事となる。

エルフ 《---》 [elf]
 元来は西欧の民話に登場する小柄な妖精アルフェルを指すが、ゲームではJ.R.Rトールキンの著作「指輪物語」に登場する人間型【種族】のエルフを元にする事が多い。
 【ゲームシステム】によって扱いが異なるが、基本的に【人間】よりも若干背が低く、自然と森を愛する長命な(あるいは寿命を持たない)種族で、外見的に非常に美しいとされている。

エンカウント 《遭遇》 [encount]
 何者かに遭遇する事をさすが、【TRPG】では主に敵や【モンスター】と遭遇する事を指す。
 【ダイス】判定などの結果偶然に遭遇するものを【ランダムエンカウント】、【ゲームマスター】の【シナリオ】上、そこで登場する事が決まっているものを【プランドエンカウント】と呼んで区別する

エンジェル 《天使》 [angel]
 神話における、神の遣わした使徒。
 神が実際に物質世界に降りてくる事はないため、神の意思の代理人として物質世界に遣わされた天使を指す。

エンシェント 《古代の》 [ancient]
 意味としては「古代の」という意味を持つが、ゲーム的な意味としては「グレーター」以上の、という意味として使われる事が多い。
(イメージとして、レッサー<グレーター<エンシェントとなる)  【種族】名や【モンスター】名に付ける事で、「とても強い」「とても高貴な」という意味合いを与えるのに使われているようだ。

エンチャンタ 《---》 [enchanter]
 言葉としては【魔術師】という意味になるが、ゲーム的には「物に魔力を込める術を行使する魔術師」となる事が多いようだ。
 【ゲームシステム】によっては魔術師を細分化する場合に採用される事がある。

エンチャント 《---》 [enchant]
 意味としては「魔法をかける」という意味になるが、ゲーム的には「魔力を込める」「魔力の込められた」という意味となる。
 また、【魔術師】の系統の一つ、【エンチャンタ】の行使する術もこの名称である。

エンデュランス 《耐久度》 [endurance]
 本来の意味では耐久性。【キャラクター】の力を表す【能力値】の一種で、主に肉体的な頑健さをあらわす。

オーバーキル 《---》 [over kill]
 直訳すると「過剰殺戮」となる。残り【HP】を凌駕する【ダメージ】与えた場合などに使われる。
 形容詞として使われる場合、「死亡率の異常に高い」という意味合いになる。

オープンダイス 《---》 [open dice]
 【マスター】が【プレイヤー】に対して【ダイス】の目を隠さずに公開して【ロール】を行う事をこう称する。
 ダイス目という意味ではプレイヤーに対して公平となるが、マスターがプレイヤーに対してダイスの目をごまかす事ができなくなる為、その分マスター側で不測の事態が起こりやすく、事態の制御ができなくなる可能性も孕んでいる。

オープン例会 《---》 [---]
 【サークル】などの【セッション】を行う例会で、外部からの参加者を受け入れる例会を指す。
 【コンベンション】などに比べると、サークルの会員が大多数を占める為、ややクローズな雰囲気がある反面、サークルの雰囲気を肌で感じるには向いている。

《---》 [axe]
 【アックス】参照。

オフィシャル 《公的な》 [official]
 一般的には「公的な」という意味となる。
 【TRPG】に関しては、【ルール】の製作元や販売元がオフィシャルな存在という事となり、オフィシャルな存在の意向を無視して商業活動などを行う事は許されない。

オフィシャルイベント 《公的イベント》 [official event]
 【ルール】の製作元や販売元の公認の上で行われる【オフィシャル】なイベント全般を指す。
 主な用途としては、商業ベースで行われる【コンベンション】や販売会などがオフィシャルイベントに該当し、製作元・販売元公認の【サークル】イベントなどはオフィシャルイベントとして扱われない場合もある。

オフィシャルルール 《---》 [official rule]
 【TRPG】では製作元の出している【ルール】の事を指し、特に最新の【FAQ】や【エラッタ】を適用し、発表されている【ルール】として最新の状態となっているものを指す。
 対義語は【ハウスルール】となる。

オプショナルルール 《---》 [optional rule]
 【TRPG】の【システム】に掲載されている【ルール】の中で、導入するか否かを【マスター】が決定できるルールを指す。
 通常、導入する事で可能となる行動範囲が広がる事が多いが、それを導入する事でルールが増え、【プレイアビリティ】を損なう可能性がある事から、導入の可否をマスターが決定する事となる。

オプション 《---》 [option]
 行動や判定を行う際に、【プレイヤー】(あるいは【ゲームマスター】)が任意で選択できる選択肢を指す。
 主に【戦闘】時の行動にオプションが追加される事が多い。

オプションルール 《---》 [---]
 【オプショナルルール】参照。

オリジナルシステム 《---》 [original system]
 言葉としては「独自の【システム】となり、完成したものに手を加えないプレーンなシステムを指すが、一般的には【創作システム】を指す事が多い。
 【創作システム】参照。

オリジナルルール 《---》 [original rule]
 「通常システムに独自に追加した【ルール】(【ハウスルール】)」あるいは、「独自に作成したシステム(【創作システム】)」を指す。
 ハウスルール、【創作システム】参照。

オンラインセッション 《---》 [online session]
 通常のように実際に集まってプレイするのではなく、インターネットなどの回線を利用して行う【セッション】を指す。
 実際に集まる手間がかからない事と、深夜などの大きな音を立てられない時間帯にでもプレイが可能である事、それに加え、インターネットの定額化やプレイ履歴がそのまま【リプレイ】として使えるなどの利点があり、少なからぬ愛好者がいる。


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