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Baaaaaaaaaad Night!
最後の救世主にして世界を破滅に導くDJ-Devilだだだ!
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アシスタントのAngelです☆
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それじゃあ、今日も元気にお便りタ〜イム!
しっかし、募集を始める前にお便りが2通も来るのは予想外だったな、実際。
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そうですよね(笑)
如月翔也さん、ネタを募集する前に34個のネタ出ししてたらしいですよ(笑)
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ンなのは全部没だ。
今の時点でお便りが合計6通もたまってるんだろ?
たまっているお便りの方が先決だ。
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じゃあ、早速行きますね☆
今日のお便りは、NET上のペンネーム「M.N」さんからのお便りです☆
「教えて、DJ-Devil!」に投稿です。
“TRPGが、かつて(多少なりとはいえ)売れた理由は何でしょうか?”
TRPGの売れなくなった理由、というのはいろんなところで見聞きするのですが、「売れた理由」について言及しているところを知りません。
なんだかそっけないメールでスイマセン(w
それでは。
だそうですよ☆
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なんか、根本的ではあるけど広がりようのないお便りだな(笑)
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そうかも知れませんね(笑)
でも、売れた理由を再確認できれば、これからまた「売る」為のなにかが掴めるかも知れませんよ☆
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無理だと思うけどな...
ま、いいや。
じゃあ、今回は「TRPGが売れた理由」について、ちょっと話してみようか。
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そうですね☆
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じゃあ、最初に。
TRPGが売れた理由、っていうのは、すなわちそれなりに買う奴がいたからだ。
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当たり前ですね。
じゃあ、どうして「買う人がそれなりにいた」んですか?
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そこを話すと長くなるんだけどな...
現時点でTRPGを始める人はどうやって始めるかは別として、10年くらい前までは、TRPGを始める人間というのはいくつかのパターンに分けられたんだ。
まずは、そのパターンから話をしようか。
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はい☆
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まず、タイプ1として、「シミュレーションゲームからTRPGにシフトした人間」というタイプが居る。
これは、シミュレーションゲーム雑誌「タクティクス」がTRPGを取り上げたのがきっかけで、TRPGに興味を持った人達だ。
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なるほど、シミュレーション出身のゲーマーですね☆
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で、タイプ2としては、今は下火になっているけれど、「ゲームブックからファンタジーを知り、そこからTRPGにシフトした人間」というのも存在する。
これは、基本的には「ファイティングファンタジー」のサポート雑誌だった「ウォーロック」誌がTRPGの「ファイティングファンタジー」やT&Tを取り上げた所から、TRPGに興味を持った人達だと考えていいんじゃないかな。
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なるほど...ゲームブック出身のゲーマーですね☆
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で、最後に挙げられるのが、「TRPGリプレイ:ロードス島戦記がきっかけでファンタジー・TRPGに興味を持った人達」だ。
これは、昔「コンプティーク」というパソコン雑誌に連載されたD&Dのリプレイがもとで、そこからノベライズ、OVA化、コンシュマーゲーム化、TRPG化、再リプレイ化という、角川書店のメディアミックス攻勢によって大躍進した作品だ。
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これは...ロードス島出身と言うべきでしょうか?
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まあ、呼び方はどうでもいいんだが。
で、この3タイプの中で、10年前の時点で最も多かったのは、3番の「ロードス島出身のゲーマー」だったりするんだな、これが。
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え?
そうなんですか?
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うん。実際の所、3つのタイプで考えれば、最も多くのユーザーを確保する役に立ったのはRPGリプレイ「ロードス島戦記」であった事は間違いないだろう。
何せ、シミュレーションゲーム誌の「タクティクス」やゲームブック誌の「ウォーロック」に比べれば、購買層が遙かに広かったし、リプレイという形で「理解しづらい概念」であるTRPGをわかりやすく解説していた、という理由があるんだ。
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確かに、シミュレーションやゲームブックの愛好者よりも、パソコン雑誌の購入者の方が数は多そうですもんね。
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ああ。
それに加えて、ドラゴンクエストやファイナルファンタジーなどで「コンピューターRPG」、あるいは「コンピューターによるファンタジー」という素養は出来上がっていたし、コンプティーク自体がコンピューター雑誌にしては比較的低い年齢層を狙った物だった事もあって、妙な概念を持たないプレイヤーを育成するにはうってつけの状態だったんだ。
更に、その頃角川書店ではSEに続く娯楽分野の「開発」の一環として、ファンタジーという物に注目していた事もあって、その全てをまとめて一大キャンペーンを展開した訳だ。
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なるほど、多角的な展開だったんですね。
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まあ、そう言う訳だ。
具体的に言うと、角川が猛威を振るうのは日本TRPGの黎明期を越えてからになるんだが、角川がオリジナルの作品を出すまでの間、D&DやT&Tなどを利用して、TRPG自体を全日本に広めたという功績は大きいね。
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はぁ...なるほど...
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ちょっと難しかったかな?
要するに、角川は「ファンタジー」を売りにするための手段の一つとして、D&DやT&TというファンタジーRPGを応援したんだよ。
そして、ファンタジーが一般化するに従って、角川の「ファンタジー」の独占率も上がっていったという訳だ。
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ああ、そう言う訳なんですね。
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そう言う訳。
で、角川は黎明期を過ぎてから、その「ファンタジーの独占」を利用して猛威を振るうようになる。
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どんな風にですか?
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一番猛威を振るったのは、ロードス島戦記のメディアミックス戦略なんだな。
元々はリプレイに過ぎなかった「ロードス島戦記」を鬼才・水野良が小説化した。
そして、小説版ロードスを原作としたOVAやCD、ラジオドラマなどで「ファンタジー=ロードス島戦記」とまで思われてしまうような大キャンペーンを展開する訳だ。
そして、その集大成として(?)、TRPG版「ロードス島戦記コンパニオン」というムックタイプのTRPGが発売される。
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最初がリプレイだった事を除けば、ごく普通のメディアミックス戦略ですよね。
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まあ、そう言えばそうなんだが、なにせ最初に大成功した例だからな。
当時は物凄くショッキングな事だったし、その分イメージも強かったのさ。
そして、満を持して登場した「ロードス島戦記コンパニオン」だが、これがムックタイプだった事が、TRPGの販売に拍車をかける遠因となったんだな。
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...?よく、わかりませんが...?
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おもちゃの販売網を持たない角川書店がTRPGを出すためにはムックタイプに頼るしかないと言う戦略的な意味もあったんだろうが、当時ボックスで買えば5000円は下らなかったTRPGが、ムックタイプだと2000円前後で買える訳だよ。
2000円程度であれば、熱心なロードス島戦記ファンであれば、「ファンアイテム」の一環として購入できてしまうだろ?
そして実際に、ファンアイテムとして「ロードス島戦記RPG」を購入した事がきっかけでTRPGに足を踏み入れる人間は決して少なくなかったのさ。
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なるほど、そういう理由でTRPGに踏み込んだ人間が多かったんですね。
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そう言う事。
そして、角川書店は「富士見書店」を上手いこと「ファンタジーの巣窟」のような感じに仕立て上げて、今度はソード・ワールド・RPGに手を伸ばす訳だ。
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え?その順なんですか?
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実のところ、逆だったかも知れないんだが(苦笑)
とにかく、今度発表された「ソード・ワールド・RPG」がまたもや大ブレイクする。
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今でもソード・ワールドは不滅の扱いですもんね。
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ああ。
まず、ファンタジー小説を中心とした雑誌・ドラゴンマガジンで作成/サポートを行った所とか、こまめにリプレイを載せる事で様々な冒険をサポートした事、6面体ダイス2個があればプレイできる環境を整えるなど、ロードス島で果たせなかった汎用性にまでTRPGを拡張する事に成功した訳だ。
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確かに、物凄いブレイクしましたもんね。
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そうやって、「角川」−「ムック」−「ロードス島」と、「富士見」−「文庫」−「ソード・ワールド」という二大巨頭とでも言うべきTRPGへの橋頭堡が確保された訳さ。
そして、その橋頭堡を歩んだ人間の何割かは、もっと多くのファンタジーTRPGを求めるようになるし、更にその何割かはファンタジー以外のTRPGを求めるようになる。
これによって、TRPGの販売が一気に拡大したんだな。
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なるほど、こういった理由で、「ファンタジー」が一般化していき、その結果、TRPGが売れるようになった訳ですね。
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まあ、大体はそう考えても間違いないだろうと思う。
あくまでもオレの考えなんだけどな。
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じゃあ、なんでTRPGが廃れてきたんですか?
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角川がファンタジーを見捨てたからさ。
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き、きつい意見ですね...
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いや、一面の真理だよ。
角川−富士見ラインが「ロードス」−「ソード・ワールド」という橋頭堡を確保しかたからこそ、TRPGに流入する人間が増えていただけの話なんだから、その橋頭堡が揺らげばTRPGに渡っていく人間も必然的に減るさ。
結局、ファンタジーが一般化するに当たって、角川−富士見ラインでも「ファンタジー」だけじゃ美味しい思いをできなくなってきた、って事だし、他の分野に力を入れるのであれば、ファンタジーを後押しする力も小さくなろうという物さ。
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なるほど...、難しい話ですね。
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ま、結局は「資本主義の原則」に負けた、って訳だよ。
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なるほど...
さて、今回は「何故、TRPGが売れたか」について考えてみましたが、いかがでしたでしょうか?
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今回は会社戦略を中心に話をしたから、求められていた答えとは違うかも知れないな。
もしそうだったら、もう一度お手紙をくれるとネタになって便利だな(笑)
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そうですね☆
それでは、次の更新は...
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できれば3日後に...
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...仕方ないですね。
それでは、次回「教えて,DJ-Devil!」は3日後を予定していま〜す!
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(ホッ)
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では、早速執筆をお願いしますね☆
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い、今からぁ!?
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締め切りが早まるのはいいですけど、遅れるのはナシですから☆
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こう見えても多忙なのにぃ〜!
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